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Oracle Application Expressでは、APEX_MAIL_QUEUE
という名前の表に未送信の電子メール・メッセージが格納されます。APEX_MAIL.PUSH_QUEUE
プロシージャを呼び出して、このキューに格納されているメール・メッセージを指定のSMTPゲートウェイに手動で送信できます。
Oracle Application Expressによって、正常に送信されたメッセージのログが、サーバーのローカル時間でのタイムスタンプとともにHTMLDB_MAIL_LOG
に作成されます。電子メールを送信するための最も有効な方法は、バックグラウンド・ジョブ(DBMS_JOB
パッケージを使用)を作成して、アクティブなメール・キューに格納されているすべてのメール・メッセージを定期的に送信することです。
構文
APEX_MAIL.PUSH_QUEUE( p_smtp_hostname IN VARCHAR2 DEFAULT NULL, p_smtp_portno IN NUMBER DEFAULT NULL);
パラメータ
表「PUSH_QUEUEパラメータ」に、PUSH_QUEUE
プロシージャで使用可能なパラメータを示します。
これらのパラメータの値は下位互換性を確保するために提供されていますが、各パラメータの値は無視されます。電子メールを送信する際のSMTPゲートウェイのホスト名およびSMTPゲートウェイのポート番号は、「環境設定の管理」で入力された値のみが使用されます。
例
次の例に、シェル・スクリプトを使用してAPEX_MAIL.PUSH_QUEUE
プロシージャを使用する方法を示します。この例はUNIX/LINUXインストールにのみ適用します。
SQLPLUS / <<EOF APEX_MAIL.PUSH_QUEUE; DISCONNECT EXIT EOF